「テラヘルツ分光の最先端 −テラヘルツ分光で見えるもの見えないもの−」報告
2006年11月2日〜3日 IPC生産性国際交流センター
分光学会テラヘルツ(THz)分光部会は分光学会の専門部会の一つとして昨年の2005 年度より,活動を開始いたしました。これまでにTHz 分光の講習会や応用物理学会でのシンポジウムなどを実施してまいりましたが,このたび2日間にわたるシンポジウム「テラヘルツ分光の最先端 −テラヘルツ分光で見えるもの見えないもの−」を開催しました。開催二日目が休日であるにもかかわらず,民間企業の方を含め,100名以上の方に参加していただき活気あふれるシンポジウムを開催することができました.
はじめに
分光学会テラヘルツ(THz)分光部会は分光学会の専門部会の一つとして昨年の2005
年度より,活動を開始いたしました1)。これまでにTHz 分光の講習会や応用物理学会でのシンポジウムなどを実施してまいりましたが,このたび2
日間にわたるシンポジウム「テラヘルツ分光の最先端 −テラヘルツ分光で見えるもの見えないもの−」を開催することができ,世話人一同大変うれしく思っております。 2006 年11 月2 日 分光学会テラヘルツ分光部会 世話人一同 |
招待講演
シンポジウムでは「テラヘルツ分光で見えるもの見えないもの」を主題として二日間にわたって様々な分野の研究者の方々をお招きし,招待講演をしていただきました.埼玉大学学長,田隅先生に貴重なご講演を頂けましたことを筆頭に,講師先生方から一歩踏み込んだ新鮮なご講演を頂けましたことを幹事一同心より感謝しております.
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ポスターセッションおよび最優秀学生ポスター賞
一日目の最後にはポスター形式による一般発表と企業展示(一般発表23件,企業展示15件)が行われ,活発な議論がされていました.今回のシンポジウムでは学生さんの積極的な学会への参加を促すための試みとして,「最優秀学生ポスター賞」を設けられました.23件の一般発表のうち,約半数の11件が学生さんによる発表だったのですが,その全ての発表について招待講演講演者およびテラヘルツ分光部会幹事による厳正な審査が行われました.審査員の皆様にはご協力を感謝しております.
栄えある第一回の「最優秀学生ポスター賞」は中島佐知子さん(東京理科大)の「肝癌組織のテラヘルツ分光画像へケモメトリクスの適用」が受賞しました.代表幹事より賞品と賞状が授与されています.
会場および懇親会の写真
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要旨集について
テラヘルツ分光部会では要旨集のの残部を¥2000で販売しております.ご希望の方は西澤(nzw914@aispec.com)までご連絡下さい.